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Vol.496

What nobody tells developers about documentation Jump to heading

ドキュメントに関して開発者に誰も教えてくれないこと Jump to heading

多くの開発者は「コードさえ書けばドキュメントは不要」「自分の仕事ではない」と誤解しがちだが、実際にはそれらは大嘘。ユーザーは製品の存在や使い方を自発的に理解しないため、導入からデバッグまでを最速で助ける“実用重視”のドキュメントが不可欠だ。まず“初期”から書き始め、徐々に改良しつつ、要点を先出し。抽象概念ではなく具体的なコード例と視覚資料にフォーカスして、読者の時間を無駄にしない設計が求められる。

When engineers say “that’ll take months!” - Ryan Singer Jump to heading

エンジニアが「それには数か月かかる」と言うときに大切なこと Jump to heading

ソフトウェア開発が遅く感じられる理由は、レガシーコードや複数プラットフォーム対応だけではない。多くの場合、プロダクトとエンジニア間で「何を解決すべきか」が明確に共有されていないからだ。この記事では、要件を鋭く絞り込み、実際の課題・ユーザーの痛みに立ち返る方法が解説される。まずは最小限の解決策から着手し、成功を積み重ねながら段階的に拡張。重大な未知要素には優先的に取り組み、小さく区切った開発で「6週間以内」に価値を届けるアプローチを提唱している。

NPM Security - OWASP Cheat Sheet Series Jump to heading

NPM セキュリティ・チートシート Jump to heading

Node.js/JavaScript開発者向けに、npmパッケージ利用時の10の基本セキュリティ対策をまとめたガイド。秘密情報の公開防止(.npmignore/files/–dry-run活用)、package-lock.jsonの厳守、実行スクリプト(run‑scripts)の抑制、npm outdated/npm doctorによる健全性チェック、依存ライブラリの脆弱性監査、ローカルnpmプロキシの利用、脆弱性発見時の責任ある開示、2要素認証(2FA)と制作者トークンの設定、そしてtyposquatting攻撃への注意と対応策の実践が推奨されている。

The Power of Defining the Problem - Annie Vella Jump to heading

ソリューションを急ぐ現代開発では、本質的な問題が見落とされがちだ。しかし、アインシュタイン“問題定義に59分、解決1分”の言葉のように、成果を左右するのは「何を解くのか」を丁寧に定義すること。そのためには、根本原因やビジネス・ユーザーへの影響、システムの相互作用など多層的な理解が不可欠。定義が明確になれば、第一原理に基づく再構築が可能になり、革新的で持続的な解決につながる。体系的視点(システム思考)も併せ持つことで、より意味のある成果が得られる。

How to get better at strategy? | Irrational Exuberance Jump to heading

Will Larson氏は「エンジニアリング戦略力」は一朝一夕では身につかず、長年の実践と反復から育まれると指摘。まず公開・私的リソースや学習コミュニティなどから多様な戦略事例を集め、診断・政策・実行という枠組みで分析することが重要。

In Brief Jump to heading